住み込みのお仕事について

住み込みのお仕事とは

住み込みのお仕事とは、バイト先が指定する寮やマンションなどに宿泊しながら通うアルバイトのことです。
メリットは、家賃や光熱費、場所によってはまかないの食事など、食費や生活費が節約できること、通勤時間が短縮できる点などにあります。
住み込みのお仕事の種類は、リゾートバイトのように夏季や冬季、繁忙期などの期間限定で働くものと、季節や繁忙期に関係なく、一年を通して募集されているものがあります。
どのような職種があるか紹介しましょう。

短期で探しやすい住み込みのお仕事

期間限定の短期のお仕事では、リゾート地や農家のお手伝いなどでの募集が多く、長期休暇を利用できる大学生にもおすすめです。
場所は海や山、高原、スキー場、畑などさまざまで一定期間、お仕事に専念できるので、まとまった金額が稼げます。
また、お仕事仲間と寝食をともにするなかで交流を深めるなど、普段のお仕事とはまた違う経験ができるはずです。
観光地、海や山で働くリゾートのお仕事

リゾートや観光地のホテル・旅館・民宿・キャンプ場などのレジャー施設では、夏や冬の一定期間、住み込みで働くアルバイトを募集しているところがあります。
仕事内容で多いのは、宿泊施設内にあるレストランのホールスタッフや旅館の中居、清掃、売店のスタッフなどです。
スキー場やキャンプ場では、用具の貸し出しやパトロールといった運営に携わる職種の募集もあるようです。
仕事が終われば基本的には自由時間で、リゾート気分を味わえるのも魅力です。
農業・酪農のお仕事

農場やファーム、牧場などの近くに住み、収穫作業や荷造り、出荷、清掃などを手伝います。
住み込みの場合は、指定のアパートや一軒家などに住み込んで働くことが多いようです。
日本全国の酪農、稲作、野菜、果樹などの栽培農家などさまざまな職種で募集しており、それぞれ繁忙期が異なります。
そのため、自分の働きたい仕事から探すことや、働きたい期間にあわせてお仕事を探すことも可能です。

長期で探しやすい住み込みのお仕事

身近な場所でも、住み込みのお仕事を募集しているところはあります。
家賃や光熱費など、生活費を節約したい人にはうれしいポイントですが、住み込みできるかは週〇日以上、〇時以上勤務など、言って以上のシフトに入れる条件付きがほとんどです。
学生の場合は、学業と仕事を両立できるか、整理してから応募するとよいでしょう。
新聞配達のお仕事

バイクや自転車などに新聞を積み込み、担当区域の家庭に新聞を届けます。
基本的に経験は問われませんが、住み込みで働く場合は、原付免許が必要なことが多いようです。
配達は朝刊なら深夜から早朝、夕刊なら午後から夕方にかけての仕事になりますが、短時間なので効率よく働くことができ、学業とも両立しやすいと言われています。
工場スタッフのお仕事

食品や電化製品、化粧品・ペットボトル・医療製品、自動車やトラクターなどの製造工場で働くスタッフも、住み込みの募集があります。
仕事内容は工場内で部品を運んだり、組み立てたり、仕分けたりなどの軽作業が多いです。
住み込み先は指定の寮になっていることが多いようです。
警備員のお仕事

交通誘導や施設内の巡回、建築現場などの出入口を警備するスタッフも、単身者用の個室を備えていることが多く、住み込みで働くことができます。
ただ、日勤業務が多いため、昼間に授業がある学生は、学校と両立するために、夜勤を中心にするなど調整が必要になりそうです。
マンションや寮の管理人のお仕事

マンションや社会人寮・学生寮・シェアハウスに住み込み、寮生の対応や調理・清掃などの仕事を行います。
夫婦での募集が多いですが、単身や学生OKとしている募集もあります。
仕事内容はさまざまですが、寮で仕事は、調理や清掃のほかに、書類作成などの事務作業、お風呂の準備、食堂の片付け、見回りなどが中心になります。
パチンコ店スタッフのお仕事

パチンコ店のホールスタッフ・カウンタースタッフも借り上げ社宅を完備しているお店があり、住み込みで働けるところがあります。
仕事内容は、パチンコ店でホールの案内や清掃、カウンターでの景品交換などになります。

募集企業によりますが、寮は単身だけでなく、友だちやカップルで入寮することもできるようです。
住み込み希望の場合は週○日、一日○時間以上と制限があるので、条件をよく確認しましょう。
コールセンターや事務スタッフのお仕事

コールセンタースタッフや事務のスタッフも、会社によっては寮を備えているところもあります。
仕事内容はかかってきた電話に対応したり、PC入力、資料作成などの事務作業が多いようです。
ただ、平日昼間の業務が多いので、学業と両立するには工夫が必要でしょう。
ナイトワーク関連のお仕事

キャバクラやガールズバーなどのナイトワーク関連は、社宅や寮などを備えているところも多いです。
夜間でアルコールを伴う仕事が多いので、寮から職場までの送迎がついている場合なら、通勤の負担も少ないようです。
夜間の仕事なので、昼間の授業とは時間をずらしやすいですが、両立できるかは働くことを決める前に自分なりに確認することがおすすめです。

住み込みのお仕事を始める前に確認したいこと

住み込みのお仕事はメリットも多数ありますが、寮や社宅の集団生活や独自のルールがあります。
また、家賃などの生活費のどこまでが自己負担なのか、家具はついているのか、退去時に清掃料金がかかるのかなども大事な確認ポイントです。

また、都会から離れた場所で働く際は「オフの日に息抜きに出かける場所がなかった」という声もありますので、気になる人は外の生活環境も確認しましょう。
<確認しておきたいことの例>
・門限はあるか
・個室か相部屋か
・共有スペースの確認
・家賃・管理費・共益費などはいくらか
・敷金・礼金はあるのか、
・退去時に負担する清掃料金などはあるのか
・光熱費の負担はいくらなのか
・家具家電は備え付けか、借りられるのか
・食事付きか、食費の補助はあるか
・勤務先までの交通費はでるのか
・WI-fi利用は可能か
・オフの日に出かけられる場所、買い物スポット
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